”突然ですが、夫に捨てられ旅に出ます!” ←まえがきの冒頭です。
みなさんカミーノ・デ・サンティアゴってご存知ですか?
僕は知らなかったのですがシェアハウスの住人さんがオススメの本として貸してくれ知りました。
スペイン北西部のガリシア地方にある大聖堂、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し歩く巡礼のこと。
年間15万人くらいの方が訪れ、世界中からトレッキング好きや敬虔なクリスチャンが集まってくるほか、失業中の若者やバックパッカー、迷える子羊たちもギャーギャー悩みを告白しあいながら歩いているようだ。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへ着いた巡礼者は巡礼証明証をもらい、ミサに参加する。
その後”地の果て”といわれるフィステーラ岬までさらに90キロ歩き大西洋に向かって巡礼中に身に着けていたものを燃やし巡礼を終える風習もある。とのこと。
まず、僕が思ったのは『900キロ歩くなんて信じられない!! 』 これだけでした。
読み始めてみると森知子さんの書き方がおもしろく、ドンドン読み進め・・気がつけば巡礼中に出会った人や体験の内容に惹かれ
また、ドンドン読み進め気が付けば読み終えた。みたいな作品でした。
読み終えて: 歩きたい!!とはならなかったけど(なれよ)
普段なら知り合って1年の相手じゃないと言えない悩みも、旅先でなら出会って3日目の人に言える、カミーノなら会って5分の人にでも言えてしまうカミーノ・マジック。こういう経験はしたいなと感じました。
タイトル: カミーノ!女ひとりスペイン巡礼、900キロ徒歩の旅 著者:森 知子
(筆:あらい)
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